不倶戴天2 (3/8 17:08) |
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「テルケプ君主。ここにタクミ2つとムー2つがある。 これと引き換えにしばらくの間戦争を止めさせてくれないか?」 といった手紙を書き、送信ボタンに手が届きそうになったとき、私の心で葛藤が生じた。 これはガチのマジで一線を超えた行為なのではないかと、ふと疑念を抱いたのである。私利私欲にまみれたテルケプがこの提案を受けないことは万に1つも考えられないが、この取り引きが成立した暁には大事件になるのではないかと、私の心のリスク管理部門が警告を発してきたのである。 そういう経緯があり、この計画はギリギリで中止された。残念。 プランBの中止もあり、プランAに注力することになった。 一斉の宣戦布告役はここ数年一睡もしていない藁人形氏、停戦役は私だった。 そして初めての一斉が実行された。最初の一斉は、参加人数が少なく総奪国も少なかったが、「勝利を狙いに行くよ」という意思表示とモチベーション上昇の点において大きな効果があった。 その証拠に、一斉をする度参加者が増え、一斉ではないただの殴り合いでも劣勢だった状況が徐々に好転し始めたのである。 こうして、その後も数々の一斉を重ね、超劣勢だった状況は劣勢、均衡、そしてこちらの優勢へと目に見えて傾いていった。 時は過ぎ、勝負の行方を完全に決定付けようと、更なる一斉をかまそうとしたときのこと。 ここでトラブルが発生した。藁人形氏が宣戦布告に出ていなかったのである。 先に原因を書いておくと、私が藁人形氏がいそうな時間帯に勝手に2、3個一斉を組んでそれを連続で全通していたため、当然のことながら見落としが発生したのである。 この原因を見て、おそらくこんなコメントをする人がいるだろう。 「いや、藁人形氏にちゃんと確認取っておけよ。事前に時間も伝えず勝手に宣戦布告役任せるとか頭イカレ野郎か?」と。 私はその質問に対して堂々と答えよう。 「その通り。すいませんでした。」 結果的にその一斉は自然交戦からの凸で丸く収まった。 私は会議室で藁人形氏が謝っていた際、内心 「まあ事前連絡しなかったらこーなるか。」 みたいなことを思っていたが、結局私は 「結果オーライだよ。」 とだけ発言して次の話題へと移った。 我ながらアレな言動ではあるが、これには深い理由がある。 というのも、ここで君主たる私が謝って責任問題に発展し、私の君主としての任が解かれることがあれば国は内部崩壊し、進行してきたオセロ帝国に対する組織的抵抗は不可能となり、オセロに占領され、調子に乗ったテルケプに奴隷のようにこき使われることが用意に想像できるからだ。 ということで、致し方ない犠牲として藁人形氏には矢面に立ってもらったが、トラブルの裏には君主の事前連絡の不足があったのでした。チャンチャン 場面を戻して統一戦だが、この一斉以来我が軍の優勢は決定的になっていた。がしかし、私にはひとつ懸念事項があった。 あのテルケプのことだ。物資貯めて一斉返しを狙っているのではないかと。1万の国力差をひっくり返した我が国だが、それは相手も同じこと。優勢といえど油断ならない状況だったのである。 ところが、その懸念は杞憂に終わった。会議室に偵察報告が貼られたのだが、その偵察によればオセロテルケップ帝国の物資が明らかに少なかったのである。相手が物資を奪う系のペットを使っている様子からも物資に困っているであろうことは推測できた。 無所属 スカミゴ[魏(笑)] |
コメント(3) イイ!(90) イクナイ!(89) ふわふわ『ペットゲー!』(3/8 20:54) 藁人形『物資が急に減ってて何事?って思ったら一斉だったでござる』(3/8 21:53) Jahren『テルケプ君主と密約を結んだところでそもそもテルケプ氏にどの程度まで統治能力があったのか疑問。邪神氏やぴゃあ氏が本当に進軍を中断したのかどうか。』(3/9 06:28) |